【韓国語入門①】基礎知識

韓国の文字であるハングルは、1446年に世宗(セジョン)大王によって作られた文字です。 それまでは、中国から伝わった漢字を使用していましたが、漢字の読み書きができるのは、両班(ヤンバン)と言われる役人のみだったため、民に意を円滑に伝えるために作り出されたのです。

現在、ハングルは、韓国と北朝鮮で用いられており、それぞれ韓国語と北朝鮮語と言われますが、ここでは、ハングル=韓国語として進めていきます。

ハングルは、英語やひらがなのような「表音文字」となっているため、比較的簡単に読むことができるようになります。

構成としては、「母音」と「子音」、「パッチム」の3つのみとなります。(パッチムはない場合もあります。) 母音と子音は、日本語と同じように、「か」(ka) の場合は「k」が子音で「a」が母音、「む」(mu) の場合は「m」が子音で「u」が母音といった感じですね。 パッチムは少し特殊なので、別の記事で紹介しようと思います。

母音と子音、パッチムの組み合わせは、以下の9種類ほど存在しますが、母音・子音それぞれの読み方さえ分かれば、さほど難しくはありません。